2012年3月7日水曜日

selfish readingのすすめ



 (数週間前のライデンの写真。寒すぎて凍った河の上にカフェをひらいちゃうなんともクリエイティブなオランダ人。)



全学生のみなさん、そして特に留学中のみなさん。

授業の予習復習Readingの量はんぱない!って思ってません?

そうなんです。

日本やフランスだと大学では朝から晩まで授業があって、とりあえず出席してればオッケー、そしてテスト前につめこめば大丈夫。

っていう方式なんですが、

オランダの大学制度は北欧のものと似ていて、

「授業時間が少ない代わりに自分で勉強する時間がはんぱない」

最初は膨大な量の英語のreadingにおいつこうと思って一日中図書館にこもってテキストを読んでたんですが、きりがないし健康にも精神にもよくない。

ってことで

速読の練習。テキストやarticleを読んでいても教授や著者が伝えたい大事なポイントがどこに書いてあるのかわかるようになるように練習しました。これでだいぶ予習は楽になった。

だがしかし次の課題は、読んでも内容覚えらんない!毎日インプットする情報の量が多すぎてつるつる抜けていくんですね。

ただ最近集中して読める時とどうしても集中できない時の違いに気付いたんです。

集中してる時は「ここで得る知識をどうやって活かせるか」を考えながら読んでる。

つまりアウトプットを見据えたインプット。

この話題をこの人に話したらおもしろい議論になりそう、とか

これを日本で実験したらどうなるだろうか、とか

自分の将来の夢を実現するためにどうやって役立てようか、とか
要するに自己中心的に読めばいいんです。


そういう風に読むと後々印象に残るし、critical thinkingも自然とできてることに気付くと思います。



人の話を聞く時も同じ。

ただ受動的に聞くんじゃなくて、

この人のこういうところ見習おう、とか、

この人の国の制度を日本で応用してみたら面白そう、とか

自分なりの視点で聞くことで会話もうんと楽しく建設的なものになる気がします。

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