世界で最もinternationalな都市、アムステルダム。
売春、ドラッグなどかなりクレイジーなイメージを持っている人もいると思いますが
(この写真のゲイのおじちゃんたちが余計そのイメージを助長してるって?これは年に一度世界中のゲイが集まるゲイパレードの時の写真なので普段はこんな感じではないです。笑)
実はこの街、世界178カ国から来た人が住んでいるんです。
178/193(国連加盟国数)でっせ!?むしろあとどこから連れて来たらパーフェクト達成?って感じですよね。
オープンで自由な雰囲気、立地、政策、言語などいろいろな要因が合わさって世界1国際的な街になったのでしょう。
大学でのオリエンテーションのグループのメンバーの10人でさえアメリカ、スコットランド、アイルランド、ポーランド、ギリシャ、キプロス、韓国、中国、ノルウェー、スイスからの学生。私の日本を入れると11国籍です。ライデンだって負けてない。笑
しかし最近オランダの移民政策に変化が見え始めているそうです。
Geert Wildersという名前を聞いたことがあるでしょうか。
(発音注意。オランダ語のgの発音は喉に詰まった蛙を吐き出す感じです。ほら練習してみましょう)
彼は反イスラム派で有名なオランダの政治家で、少し前の9.11に関する式典の際にわざわざアメリカへ行ってタワー近くの「モスク建設反対」の主張を述べたことが彼の性格と政治的見解をよく表しています。
http://www.geertwilders.nl/(彼本人のサイト)
「I don't hate Muslim, I hate Islam.」
こんなことを平気で言ってしまう彼にヒトラーを重ねてしまうのは私だけでしょうか。
一部のオランダ人の間では彼も人気があり、
人々も”移民政策厳重化”を支持する傾向にあるようです。
実際にオランダの長期VISAを取得するにはオランダ文化テストを受けることが必須だったり。
元植民地であったインドネシア人(彼女の旦那さんはオランダ人)でさえ、そのテストをパスしないと オランダに来れなかったそう。
低賃金の移民の存在による就職難の悪化、治安の問題、文化の違い、など移民によって起こる問題もあるけれど
その国の経済が移民の労働力によって支えられている部分もあるという点
昔労働力を得るために強制的に移民を連れて来たことの名残であるという点
就職における不利→貧困→犯罪に繋がるという負の連鎖がある点
これらの点もみて移民政策について考えていかなきゃなあ。
といってる間に明日はEU法、明後日はEU Migration Lawの授業。わくわく!
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