写真は、写真を撮る人が見る世界を可視化してくれる。
だから私は、人が撮った写真をみるのが好きだし、自分も写真を撮るのが好きだ。
写真を撮るのが好きな理由が、もう一つある。
カメラを持って歩くと、普段見過ごしている美しいものや面白いものに気づかせてくれるから。
カメラは、ありふれた日常を、ありふれた道を、ありふれた風景をもっと面白くしてくれる能力を持っている。
2013年は、4月に人生のビッグイベントがあった。
それ以降自分が撮った写真を見返していると、見事に娘の写真ばかり。
私の頭の中が娘のことでいっぱいになったのが、よくわかる。
実際に、自分の子供の成長をみることほど、幸せなことはないと思う。
もしかしたら知り得なかったかもしれない、この幸せのことを思うと、出産を決意した自分を褒めてやりたくなる。
こんなことをいうと親バカと馬鹿にされるかもしれないが、私は、彼女に夢中なのだ。
ただ、一つ気になるのは、娘が産まれる前はもっと他の写真を撮っていたなあ、と気づいたこと。
美しい風景、面白い出来事、大好きな人たち、他に世界に溢れる美しいものたち、面白いものたち。
娘が産まれてからというもの、そういったものたちに目を向けている時間と余裕がなかったように思う。
子供が産まれたらその子のことで頭がいっぱいになるのは至極普通のことだ。
忘れ物も多くなるというし、他のものや人に気が届かなくても、仕方がないと許されることも多いと思う。
でも、私は思う。この世界にある美しいものや面白いものに目を向けさせてあげるのも、親の大事な役目なのではないかと。
そして、母親は子供にとっての一番のインフルエンサー。
自分自身が、この世界にたくさんあるポジティブなものをみる視野を持たないと、子供にそれらを見せてあげることはできない。
Life is beautiful. 私は娘にこう伝えたい。そのためには、自分もそう信じて行動したいと思う。
だから、今年の目標第一は、写真を撮ること。
カメラを持ち歩いて、普段見過ごしている美しいものに目を向けること。
それは、普段の人生で見過ごしている美しい出来事、人の優しさ、自分がいる環境の良さに気付き、感謝し大切にすることに通じる。と思う。
目標第2:人のことを大切にする。
2013年は、人に頼らざるを得ない妊娠後期〜産後初期から始まり、特に人に助けてもらうことが多かった。
もう、娘も、8ヶ月半。私も娘と一緒の生活にも慣れ、新しい土地にも慣れ、少し余裕がでてきた。
これからは少しずつ、娘以外の人たちのことに気を配り、大切にしていこうと思う。
「相手が何を考えているのか、どう感じているのか、何を求めているのか」
これを考え、相手が困っている時には助けの手を差し伸べ、人を幸せにできる人間になりたい。
目標第3:全ては継続。
そうなのです。全ては継続。何か思い立っても、目標を決めても、継続しないと意味がない。
上にあげた目標2つを始め、自分が変えたいところもプロジェクト運営も、やるといったことは継続させてやっていきたい。
そのためには日々の生活の決めごとに落とし込んでやっていかないといけないと思うので、まずは
—フランス語とインドネシア語の単語を毎日1回ずつはすること
—寝る前は娘に絵本を読むこと
から始めよう。
実はもっと目標に掲げたいことがあったけど(柔軟性、寛容性とか)、とりあえず今年は3つにとどめておこうかな。
現状の自分に満足していない時のフラストレーション、結構好きです。これからまだまだ向上する余地があるっていうことだから。
と、毎年やろうと決めている抱負の公言でした。
目標2。人を大切にすること。
こんな私を支え、励まし、たまに叱ってくれる皆様。大好きです。
今年もよろしくお願いいたします。
と、毎年やろうと決めている抱負の公言でした。
目標2。人を大切にすること。
こんな私を支え、励まし、たまに叱ってくれる皆様。大好きです。
今年もよろしくお願いいたします。