2012年7月30日月曜日

ハーグのビーチで見る夕日ろまんちっく
リヨンで。五線譜みたい
料理上手なルームメイトのティラミス。

私にとってこの1年間は、ただの1年間だった。

海外で勉強したから特別チャレンジングな1年間だったと威張れるわけじゃないし

何と何を学んでこのゴールは達成できなかったとか分析する気分でもない

この1年間は私が生きてきた22年間のただの22分の1であり

私が1年間でしたことを一言でいうと”ヨーロッパに住んだ”だけ。

こういうとなんだか平凡な留学生活だったんだなあと思う人も多いだろうけど

私なりにいろいろあったんだよ

まあまあいけてると思い込んでた英語が、ヨーロッパに来ると発音のせいで通じなくて自信なくしたり

だから”通じればいいや”と思っていた外国語を、正確な文法と発音で話そうとトライした

いろんな国やバックグランドを持つ人たちに囲まれて何が自分の価値観なのかわからなくなったり

だからこそ自分と他の世界との境目を必死になって探した

友達に誘われて3人のオランダ人と私で住むことになったり

その中の人間関係でいろいろあったり

自分なりに自分が築きたい友達関係とか恋愛関係について考えたし

いくつものスケジュールをつめつめにして時間を最大限に活用しようとする自分のスタイルを省みてみたり

ちょっとは隙間をつくるようになれたと思う

あ、そしてこっちきて太ったり


でもこれらって

いつでもどこにでも起こりうる普通のことだと思う

どんな変化でもネガティブな面とポジティブな面が共存するから

1年間で変わった部分が成長なのか後退なのかは

それを判断する人次第

でもその変化は環境やタイミングがもたらしたものじゃなくて

私自身が生み出したものだと胸をはって言いたい。


待ってろ日本

待ってろミャンマー

待ってろボストン

待ってろこれから訪れる国たち

どこにいっても私は自分なりの”日常”を送りたい。